三原市立幸崎中学校で 教育講演会 & 制服改正説明会 が開催され、弊社も開催にあたり共同作業
をさせていただきました。
まず教育講演会では、昨年12月に同学校で教職員の皆様に向けたセミナーを実施して頂いた
ここいろhiroshima 様にお越しいただき生徒・保護者に向けたお話いただきました。
こころもからだもいろいろ。彩り豊かでええじゃん! をモットーに、セクシュアルマイノリティ
特有の 心と体 ・ 自分の性 について当事者であるお二人のライフストーリーをお話し頂きながらの講演会でした。
自分が勇気を出して打ち明けることで受け入れてくれる人は居る、
ありのままを受け止めてくれる人が居るだけでも悩みに対する不安感が軽くなる
と、お二人は話されました。
講演を通じて 一人ひとりを大切にして、ありのまま自分らしく生きる ということが生徒・保護者の皆様に響いたのではないでしょうか。
後半の制服改正説明会では、すべての生徒が生きづらさを感じることなく学校生活を送れる ようにするための取り組みとして、生徒主体 で制服改正の会が進められました。これまでの取り組みの説明、それらを踏まえてこれからどうしていきたいか、生徒の皆さんから発信がありました。
制服改正の投票では、カッコいい、かわいいではなく、どの制服が目的に添うか、幸崎という地域のイメージに近しいか という目線で生徒・保護者の皆さんが吟味し、票を投じていました。
今回決まった制服が来春以降、幸崎という地域で長く愛される制服であることを願っています。
昨年から1年以上、幸崎中学校さんの取り組みに関わらせていただきました。全員参加で丁寧に進められていることが印象的でした。 説明会の中で関わる皆さんが仰っていたように、制服のモデルチェンジをすることで多様性配慮が達成されるわけではありません。それは目的の手段の一つです。
すべての生徒が生きづらさを感じることなく学校生活を送れるようにするため という目的のために、一人ひとりが自分事として考え、様々な手段を通じて働きかける大切さを幸崎中学校さんの一連の取り組みから改めて感じさせていただきました。
(文章記載:佐藤)